「COALSACK」(石炭袋)84号 2015年12月1日
定価:1,080円(送料込)
詩人のギャラリー 阿形蓉子
扉詩 若宮明彦 みよしの餃子カレー
詩 酒井力 夕暮れどき
日野笙子 カヌー下り
勝嶋啓太 おなじ月を見ている/友人は世界を守っている
原詩夏至 学校を初めてさぼった朝
木村孝夫 傘
安森ソノ子 楼蘭の美女/ノモンハン事件/ゴビ砂漠を走れば
佐々木淑子 黄色いメッセージカード
秋野かよ子 秋/満月一/満月二
たけうちようこ 「百万本のバラ」を聴いた夜
青柳晶子 悩む水
淺山泰美 閉じられた窓
末松努 なくならぬ
山口修 分身/下山道からずっと
市川篤 イルミネーションエフェクト/噓吐き/無限の可能性
逢夢恵 優しい視線/壊れた雨/いつかの海も/木を揺する
星野博 十円の旅/ハーモニカ
洲史 子どもの遊ぶ声
有馬敲 やせ我慢
曽我貢誠 君の涙/人を喰った話
詩論 高橋郁男 詩のオデュッセイア―ギルガメシュからディランまで、時に磨かれた古今東西 の詩句・四千年の旅―第九回 最終回
詩人論
永山絹枝 魂の教育者・詩人近藤益雄を読む その二
詩人論
尾崎寿一郎 ランボーをめぐる諸説(15)
渋沢孝輔のランボー
エッセイ
嶋田誠三 『島田利夫詩集』刊行の反響から
矢城道子 見えるものと見えないものの間で
淺山泰美 弥勒菩薩の寺で
堀田京子 いい夢を見た 芸術の音色展~出会いは人生の宝 ドイツ旅行
大野悠 藁草履を作る先生
貝塚津音魚 里山再生を目指して⑭
外村文象 奇跡の一発逆転ホームラン ─八十歳の日記
宮川達二 ノースランド・カフェの片隅で ―文学&紀行エッセイ 連載第六回
銀座 バー・ルパン―三人の文士―
北畑正人 詩人の俤 第五回
詩 崔龍源 雲のなぎさ
松尾静子 りんどう
西野りーあ 火蛇あるいは炎龍
細島裕次 つぶやく詩かない/花火と火花
福山重博 羨望の鴉/期待/道/
キュウジョウ/自戒
竹森絵美 モノトーンしゃぶしゃぶ/神去り月
山﨑夏代 ギニョールの演説舞台から
木島章 ある朝
羽島貝 荊の冠/愚者の行進/素描XLVIII/痛みのソテー/その現象を、名付けられない。
登り山泰至 白鯨の夢
鳥巣郁美 呼びとる日
堀江雄三郎 春を待つ男/ときめき(無冠の吟)/真昼の太陽〝ハイヌーン〟
みうらひろこ O先生のこと/生き様という生き方
根本昌幸 港で/蜘蛛の巣の家
小山健 異界/水/公園 夕闇/不安
貝塚津音魚 ばァばの里山鄙/ガラクタ/満月の尾瀬の木道で
田島廣子 女房/ほっぺたとしたとくちびる
武西良和 筋肉つぶし/時間つぶし
結城文 BTタワーの見える窓
榊原敬子 夜明けまで
小詩集
美濃吉昭 『或る一年』八篇
井上摩耶 『峠』五篇
神月ROI 『組詩 秘められた神話』第三回
高畑耕治 『逆行。未来への、』四篇
特集論考
第三十四回池袋モンパルナス小熊秀雄〈長長忌〉から
田中益三 小熊秀雄のこと―黒人詩・ジャズ~サンチヨ・クラブ~心の城―
宮川達二 回想の長長忌 ―玉井五一氏追悼―
こたきこなみ 木島始詩集復刻版によせて
佐相憲一 当日をふりかえって 長長忌のいま~小熊秀雄協会の今後~
詩集評
若宮明彦 天災は忘れた頃にやって来る
詩誌評
山口修 2015年 春から夏にかけて発行された詩誌から
現代詩時評
佐相憲一 なぜ、いま、詩の心なのか
俳句時評
川村杳平 熱闘! 松山・俳句甲子園
短歌時評
原詩夏至 「木馬の顔」を見る、ということ
俳句 石村石芯 雑草流句心(二)─明日への眼
原詩夏至 拡声器
短 歌
原詩夏至 澪標
小 説
北嶋節子 常夜灯
翻訳詩
姜信愛 古びた引き出し/羽、巫女の儀式(権宅明訳・佐川亜紀監修)
詩 神山流衣/黒木アン 連詩 孤独の聖人
矢城道子 入り口
大野悠 朝々の詩
やまもとれいこ 夏に降る雪
松棠らら 個の結晶/生きる
音月あき子 コンプレックス/私の朝
籠空朋果 アカイナミダ/白い月
中道侶陽 続き/狭き者よ/渦
中林経城 ある愛
久嶋信子 あなたは
二階堂晃子 3人は語り始めた
堀田京子 甦れ大地/造野菜
こまつかん 回遊
速水晃 漢字逍遥
外村文象 室戸台風が来た年に
児玉智江 泣く鬼子母神/南部藩から伊達藩に嫁いで
古城いつも 深夜喫茶/どんでん返し/エピローグ
坂本梧朗 カティアは失明した
片桐歩 郭公/夢の途中
志田昌教 蛍の舞/蛍の炎/悔恨/恋を忘れるために
酒木裕次郎 水やり 2
佐藤勝太 秋のある日
林田悠来 危険な法律
中村花木 冬眠
杉本知政 旅行く人と共に
宮川達二 アフマートヴァの肖像画
石村柳三 死の音/《足の眼》の暗示
佐相憲一 ところ
鈴木比佐雄 福島の祈り ―原発再稼働の近未来
書 評
『平和をとわに心に刻む三〇五人詩集』
松本高直
曽我貢誠
『生存権はどうなった』
中村花木
星野博
『島田利夫詩集』
小田切敬子
坂田トヨ子
『木島始詩集・復刻版』
石川逸子
宮川達二
秋野かよ子詩集『細胞のつぶやき』
北原千代
勝嶋啓太
尹東柱詩集/上野 都 翻訳『空と風と星と詩』
南邦和
なべくらますみ
洲史詩集『小鳥のはばたき』
浅見洋子
木島章
悠木一政詩集『吉祥寺から』
野呂昶
原詩夏至
小田切敬子詩集『わたしと世界』
山岡和範
こまつかん
渡辺恵美子詩集『母の和音』
三島久美子
天野英
みうらひろこ詩集『渚の午後―ふくしま浜通りから』
前田新
悠木一政
皆木信昭詩集『むらに吹く風』
岡 隆夫
成田豊人
阿形蓉子詩集『つれづれなるままに』
安森ソノ子
うめだけんさく
鎌田慧『悪政と闘う─原発・沖縄・憲法の現場から』
石村柳三
黄英治
尾崎寿一郎『「イリュミナシオン」解読』
竹森絵美
守口三郎
間渕誠『昭和の玉村っ子─子どもたちは遊びの天才だった』
大塚史朗
原佑典
伊藤幸子『口ずさむとき』
黒澤勉
木山蕃
カールアダムシク 『原爆地獄』
速水晃 黄英治小説『前夜』
鈴木光影 森岡正作句集『風騒』
宗左近氏 詩碑建立への協賛のお願い
詩論 曽我貢誠 あなたも少年少女に希望の詩を書いてみませんか
『少年少女に希望を届ける二〇〇人詩集』に寄せて
鈴木比佐雄 日本の詩人たちにとって「非戦」とは何であり続けるか―中里介山、与謝野晶子、北川冬彦、押切順三、峠三吉、宗左近、末松努の「非戦詩」の系譜
『非戦を貫く三〇〇人詩集―憎しみの連鎖を断ち、平和を創るために』
『海の詩集』予告
編集後記 佐相憲一
編集後記 鈴木比佐雄
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